「ものは心で見る。肝心なことは目では見えない」 (サンテグジュペリ⦅池澤夏樹訳⦆:Le Petit Prince⦅星の王子さま⦆.集英社)

診療案内

不安障害(不安症)

不安が増強して、こころに余裕がなくなった状態。
不安にエネルギーが取られているため、思考や感情にエネルギーがいっていない。頭の回転が鈍く感じたり、イライラしやすくなったり、落ち着かなくなったりする。
ストレス耐性が低い人は、ストレスが重なるとなりやすい。
昔は「不安神経症」と呼ばれていた。

詳しく見る

不安障害(不安症)

  • なんとなくモヤモヤする
  • なぜだかイライラする
  • 落ち着かない
  • 家にいてもリラックスできない

不眠症(睡眠障害)

厚労省の健康日本21によれば、一般成人の30~40%が何らかの不眠症状を有しており、女性に多いそうです。不眠症は4つに分けられ、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害です。不安が増強すると、交

詳しく見る

不眠症(睡眠障害)

  • 寝付けない
  • 途中で目が覚めてしまい、その後も眠れない。
  • AM3時とか4時とか、朝早くに目が覚めてしまう。
  • 時間としては寝ているが、ぐっすり寝た感じがしない。
  • 他院からすでに眠剤を処方してもらっているが、いまいち効果がない。
  • 寝る前に飲む酒の量が徐々に増えてきた。
  • 市販の睡眠薬を買って飲んでいたが、最近は効き目がなくなってきた。

適応障害(適応反応症)

ストレスの原因が明らかで、そのことによって不安が増強している状態。このまま放置しておくと、うつ状態になっていく。現代型うつ病のほとんどが当てはまるだろう。昔の抑うつ神経症に近い病態といえる。

詳しく見る
  • 会社に行けない。
  • 会社で仕事は出来るが、家に帰ってから何もできずにずっと横になっている。
  • 休みの日でも、仕事のことを考えて落ち着かない。
  • 休みの日は出かけたいが、元気が出ずに結局ゴロゴロして1日が終わってしまう。
  • 会社の人間関係が頭から離れない。
  • 会社の人間関係を考えると、イライラしたり怒りが湧いてきたりする。

パニック障害(パニック症)

増強した不安が、パニック発作(不安発作)として出てしまう状態。発作として不安を表出しても、不安自体はそんなに小さくはならない。

パニック発作が起きると、動悸や呼吸困難感、めまい、発汗、手足のしびれなどが出現する。「このまま死んでしまう」と思い、救急車を呼び、搬送先の病院で「身体に異常はありません」といわれ、家に帰される。過呼吸症候群といわれることもある。

パニック発作が続くと、予期不安(また起きるのではないかと怖くなる)が高まり、徐々に閉じこもるようになる。行動範囲は狭まり、社会生活を送ることが困難になってくる。
不安が小さくなるまでは、パニック発作は断続的に続く。

詳しく見る
  • 動悸や息苦しさ、めまい、吐き気、発汗などが突然出現する。
  • 発作が起きるのではないかという恐怖があって、出来ないことが増えた。
  • 発作が起きると「死んでしまうのではないか」という恐怖感に襲われる。
  • 電車や仕事の会議、学校の講義など、発作が起きそうな人混みを避けるようになった。

強迫性障害(強迫症)

強迫観念と強迫行為の2つに分けられる。有名なのは「手洗い強迫」。馬鹿げていると分かってはいるが、その考え、その行動をせずにはいられない。ときには家族に同じような行動を強要してしまう。不

詳しく見る

強迫性障害(強迫症)

  • 馬鹿げた考えをやめられない。
  • 馬鹿げた行動をやめられない。
  • 家族にも馬鹿げた考え・行動を強制してしまう。
  • 馬鹿げた考え・行動に多くの時間が割かれてしまい、一日が終わってしまう。

うつ病

巷で「うつ病」という言葉を見聞きするが、多くは内因性うつ病ではないだろう。いわゆる現代型うつ病である。適応障害やうつ状態の診断名が正しいように思われる。
伝統的に精神医学では、「うつ病」という用語は「メランコリー型うつ病」を指している。

(伝統的な)うつ病は、外来治療は不可能で、入院治療が前提となる。食べない、飲めないことが多いため、点滴治療から開始することになる。最近では精神科病院でもあまり診なくなってきた。

特徴としては、こころよりも身体に症状が出やすい。まったく動けなくなる。食べられなくなる。眠れなくなる。こころの症状として特徴的なのは、罪業妄想、心気妄想、貧困妄想である。対照的に、気分の落ち込み、やる気が出ない、動けない日があるなどの訴えとは根本的に異なる。

詳しく見る

うつ病

  • (他者からみて)毎日まったく起き上がらない。
  • (他者からみて)どんなに勧めてもまったく食べない。
  • (他者からみて)まったく眠っていない。
  • 「取り返しのつかないことをしてしまった」と繰り返し語るため、訂正するがまったく聞き入れない。
  • 「まったくお金がなくなってしまった」と繰り返し語るため、訂正するがまったく聞き入れない。
  • 「治らない病気にかかった」と繰り返し語るため、病院で診てもらって身体疾患を否定されるがまったく聞き入れない。
ページ上部へ戻る