「不安」は、生命エネルギーから出てくるため、誰しもが持っています。
適度な「不安」であれば、生体に必要でしょう。
ただし「不安」になりやすいかどうかは人それぞれであり、過度の「不安」は生体に悪影響のようです。
「不安」が増強して、社会での「生きづらさ」を感じたら、早めに当院にご相談ください。
「ものは心で見る。肝心なことは目では見えない」 (サンテグジュペリ⦅池澤夏樹訳⦆:Le Petit Prince⦅星の王子さま⦆.集英社)
「不安」は、生命エネルギーから出てくるため、誰しもが持っています。
適度な「不安」であれば、生体に必要でしょう。
ただし「不安」になりやすいかどうかは人それぞれであり、過度の「不安」は生体に悪影響のようです。
「不安」が増強して、社会での「生きづらさ」を感じたら、早めに当院にご相談ください。
不安が増強して、こころに余裕がなくなった状態。
不安にエネルギーが取られているため、思考や感情にエネルギーがいっていない。頭の回転が鈍く感じたり、イライラしやすくなったり、落ち着かなくなったりする。
ストレス耐性が低い人は、ストレスが重なるとなりやすい。
昔は「不安神経症」と呼ばれていた。
厚労省の健康日本21によれば、一般成人の30~40%が何らかの不眠症状を有しており、女性に多いそうです。不眠症は4つに分けられ、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害です。不安が増強すると、交
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ストレスの原因が明らかで、そのことによって不安が増強している状態。このまま放置しておくと、うつ状態になっていく。現代型うつ病のほとんどが当てはまるだろう。昔の抑うつ神経症に近い病態といえる。
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増強した不安が、パニック発作(不安発作)として出てしまう状態。発作として不安を表出しても、不安自体はそんなに小さくはならない。
パニック発作が起きると、動悸や呼吸困難感、めまい、発汗、手足のしびれなどが出現する。「このまま死んでしまう」と思い、救急車を呼び、搬送先の病院で「身体に異常はありません」といわれ、家に帰される。過呼吸症候群といわれることもある。
パニック発作が続くと、予期不安(また起きるのではないかと怖くなる)が高まり、徐々に閉じこもるようになる。行動範囲は狭まり、社会生活を送ることが困難になってくる。
不安が小さくなるまでは、パニック発作は断続的に続く。
強迫観念と強迫行為の2つに分けられる。有名なのは「手洗い強迫」。馬鹿げていると分かってはいるが、その考え、その行動をせずにはいられない。ときには家族に同じような行動を強要してしまう。不
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巷で「うつ病」という言葉を見聞きするが、多くは内因性うつ病ではないだろう。いわゆる現代型うつ病である。適応障害やうつ状態の診断名が正しいように思われる。
伝統的に精神医学では、「うつ病」という用語は「メランコリー型うつ病」を指している。
(伝統的な)うつ病は、外来治療は不可能で、入院治療が前提となる。食べない、飲めないことが多いため、点滴治療から開始することになる。最近では精神科病院でもあまり診なくなってきた。
特徴としては、こころよりも身体に症状が出やすい。まったく動けなくなる。食べられなくなる。眠れなくなる。こころの症状として特徴的なのは、罪業妄想、心気妄想、貧困妄想である。対照的に、気分の落ち込み、やる気が出ない、動けない日があるなどの訴えとは根本的に異なる。